Detail
ハンス・ウェグナーが1951年にデザインしたアームチェア"JH-508"です。
ウェグナーが1940年代にオーフス市庁舎用にデザインしたカンファレンスチェアの流れを汲んでおり、ウェグナーがデザインした歴代のアームチェアの中で最も軽快な印象を受けるモデルです。
フレーム全体が細いというわけではなく、肘掛けや前脚の付け根は骨太で前脚をつなぐ貫は細く鋭くデザインされているなど、視覚的な強弱をつけることでシャープな椅子に仕上げられています。
肘掛けに使用されたオーク材のフレームには柾目が使用されており、見る角度で繊細な虎斑が綺麗に浮かび上がります。
張地には馬毛を撚り合わせて編まれたホースヘアが張られており、経年による褪色はあるものの艶のある光沢が独特の雰囲気を醸し出しています。
当時の貴重な木材と生地が使われた贅沢な一脚です。
[デザイナー] Hans J. Wegner (ハンス・ウェグナー)
[メーカー] Johannes Hansen (ヨハネス・ハンセン)
[材] Oak/オーク、ホースヘアー
[サイズ] 幅65.5cm、奥行52cm、高さ82.5cm、座面高さ43cm
[配送] らくらく家財宅急便 Cランク